2018年六華同窓会総会・懇親会を終えて
2018年度総会・懇親会実行委員長
中野貴英(南43期)
昨年10月20日(土)に札幌パークホテルにて開催いたしました「2018六華同窓会総会・懇親会」に、たくさんの皆様にお越しいただき心より御礼申し上げます。1年間の実行委員の活動を振り返りご報告させていただきます。
南43期は「彩六華(いろどりりっか)」をテーマに掲げて活動してまいりました。様々な個性(色)が集まって生まれる“彩”が六華同窓会の持つ魅力だと実感することができ、母校への愛校心がさらに強まった1年間だったと感じています。
まず4月に、百年記念会館内に事務局を開設。開局と同時に東京の先輩から開局祝いと激励をいただきました。活動を終えて分かったことですが、幹事期を経験するとやはり後輩のことって心配ですよね。こうやって1年間ずっと見守られていたんだなぁと、改めて感謝しています。特に今期の事務局は少人数体制で活動していたため、繁忙期を乗り越えられるかどうか心配でしたが、事務局メンバーは本当によく頑張ってくれました。
5月には、第20回目となる学校林散策会を開催。当日は雨模様でしたが、慎重な判断を重ねて雨天決行とし、175名の参加者が集いました。森が人を育てる「造林育人」への原点回帰を意識して、学校林財団の皆様の支援のもと4班に分かれてガイド案内付きの散策会に挑戦。企画リーダーの臨機応変で的確な判断のもと、実行委員として最初のイベントを成功させることができ、これをきっかけに幹事期の結束が強まりました。
6月からは六華ゼミがスタート。札南現役生を対象にバラエティ豊かな南43期生が講師を務め、12月の最終回まで全10回を開催しました。参加者アンケートのコメントを見ても、「初めて知った」「考えるきっかけになった」「意識が変わった」「自分の中の世界が広がった」などとても喜んでもらえたようです。また、講師からは、「自分自身を改めて見つめ直すいい機会だった」など、相互に有意義な経験となりました。
8月には外科系医師による「手術手技体験セミナー」を六華ゼミの特別事業として開催しました。現役生30名が初めての医療実技の体験に緊張しながら参加していました。
そして9月には北海道胆振東部地震が発生し、それぞれが災害のなか影響を受けながらもお互いに協力しながら、10月の総会・懇親会の準備を進めていきました。当日は、700名以上の方々にご参加いただくことができました。また、たくさんのご協賛、広告出稿ならびに取材等のご協力をいただきました皆様に改めて心より感謝申し上げます。当日の様子については、六華同窓会ホームページにも記載させていただいてますので、是非そちらもご覧ください。https://rikka.net/info/2018/11/2018-6.html
この1年間の活動を終え、冷静になってみるとずいぶんと濃い時間を過ごしていたことに気づかされるとともに、あれだけのパワーを今後は仕事や社会のために役立てていきたいと思っています。最後になりますが、このような貴重な機会を与えてくださった六華同窓会の皆様に厚く御礼申し上げます。
第94号 の記事
2019年3月1日発行