六華同窓会について

ごあいさつ

六華同窓会 会長 林美香子

 大西雅之前会長のあとを継ぎ、六華同窓会会長を務めることになりました。責任の重さに身の引き締まる思いですが、皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

 大西前会長よりも二期上の私にとっては思いもかけないことであり、最初にお聞きした時はとても驚きました。旧制中学の男子校が始まりで、これまでの会長の皆様たちは、政財界の重鎮の方たちばかりという伝統ある六華同窓会。初の女性会長という重責を、フリーでキャスターをしてきた私が引き受けて良いものかどうか悩みました。が、せっかくの機会と前向きに受け止め、初の女性副会長だった和田由美先輩とも相談し、お引き受けすることにしました。微力ですが、母校と六華同窓会の発展のために一生懸命務めさせて頂きます。そして、女性活躍推進のために少しでもお役に立てればと願っています。

 私は北海道大学農学部卒業後STVでアナウンサーとして9年勤務したあと、育児などとの兼ね合いからフリーで仕事を開始。その後、仕事をしながら北海道大学社会人博士課程で学び、博士号を取得。慶應義塾大学大学院特任教授として、12年間農村活性化のゼミを担当しました。札幌在住のまま首都圏に通い仕事をして感じたのは、様々な分野での女性のパワフルな活躍ぶりでした。

 残念ながらまだまだジェンダーギャップの大きい北海道ですが、現在は男女の生徒数がほぼ半々という在校生や、同窓会女性会員の皆様にとって、何かの応援の力になれればと思います。女性会員の活躍を願う「六華リラの会」を、和田先輩たちと立ち上げ活動しています。コロナの影響もあり、オンラインミーティングを三回開催。海外在住同窓生の参加もあり、和気あいあいとした雰囲気の中、女性会員の多様な生き方、考え方に触れられる充実した時間となりました。

 今後の同窓会活動は、時代の変化と共に、新しい考え方も必要になっていくと感じています。若い世代の役員も増えてきております。そのしなやかな感性による新しい手法にも期待しています。会員の皆様たちと一緒に力を合わせて六華の輪を広げ、襷をつないでいけるように、相互交流を深めていきたいと思います。

 会員の皆様たちの大きなご協力・ご支援を頂いて、これからの時代にふさわしい、多世代が楽しく集い、多様性のある六華同窓会の活動になればと願っています。どうぞお力添えをよろしくお願い申し上げます。

六華同窓会 幹事長 西尾長幸

 同窓会は何のために存在するのか。どんな活動を行っていったらよいのか。同窓会に何が求められているのか。そんな同窓会の基本的な問題について議論を重ねつつ、同窓会会計の慢性的な赤字状態を解消するために真摯に取り組んできたのがここ10年ほどの同窓会の状況でした。2010年には財政検討委員会を設置。収入の増加、支出の削減を検討し、幹事当番期とも連携を取って、同窓会会計の建て直しを行いました。終身会員の増強、収益事業の検討・実施、幹事当番期への寄付要請、六華だよりの一部web化等々の施策により、近年は会計の黒字化が実現し、基金への繰り入れも復活しております。また財政検討委員会は六華未来プロジェクトとして発展。まさに六華同窓会の核として同窓会運営会議に参加し、財政ばかりでなく、同窓会活動全般の企画、運営に当たっております。

 社会環境はどんどん変化してゆきます。紙媒体から電子媒体へ、固定電話から携帯電話・スマートフォンへ。同窓会としてもこんな変化に対応してゆかねばなりません。 同窓会員情報の収集と保管には機密保護を万全に行い、さまざまな情報発信による会員へのサービスも、質・スピードを上げ、提供方法も紙媒体から電子媒体へと変えてまいります。 一方で、総会・交流会といった従来型の会員同士のふれあいの機会も、いっそう充実してまいりたいと考えております。

 同窓会活動は、事務局が発信した情報を会員のみなさまが受け取るだけ、というような一方通行では成り立ちません。会員みなさまそれぞれの立場で情報発信し、受け取り、相互交流を進めてゆくことが、同窓会の発展につながるものと考えます。 どうぞ今まで以上に積極的に同窓会活動にご参加いただき、ご協力・ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

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