六華だより

第102号 記事一覧

森 重文君と私

           

杉本 純(南19期) はじめに 平成2年8月21日付夕刊に森重文京大教授のフィールズ賞受賞が報じられた。基礎科学中の基礎科学、数学の分野でノーベル賞に優るとも劣らないフィールズ賞を日本人が受賞したことは誠に喜ばしいことである。フィールズ賞はオリンピックと同じく4年に1度、しかも40才未満という厳しい制限があり、ある意味ではノーベル賞より難しい賞であると言える。広中平祐京大名誉教授以来20年振りにこ...


続きを読む



Rikka Reading Live 雑感

           

熊谷 百合子(南21期) 44期のI さんと「私たち六華で何かできないかな」とあわあわとした思いを語り合ったのが2016年の9月。俳優で声優で朗読家で怪談師の彼女は全国的にご活躍だが、ご主人のお仕事の関係で札幌在住。じゃあ、と朗読会を立ち上げた。それがRikka Reading Liveというわけである。 局アナ時代に朗読の番組を持っていたことがあって、その魅力を密かに心の中で温めてきたのがこんな...


続きを読む



消費者被害に関わる弁護士として

           

原 琢 磨(南51期) 数字には「読み方」があります 『令和4年版 消費者白書』によれば、2021(令和3)年1年間の消費生活相談件数は約85万2000件でした。そのうち、架空請求に関する相談件数は、2021(令和3)年1年間では約1万9000件で、ピークと見られる2004(平成16)年度の約67万6000件と比べると大幅に減少しました。 ・・・といった文章を読んで、どう思われますか。 架空請求に...


続きを読む



エスコンフィールドから、何でビールが好きか考えてみた。

           

近藤 恵多(南59期) 「なんでそんなにビールが好きなの?」 そうやって聞かれることが年に何度もあります。 確かに宴会の飲み放題の場では二時間ビールを飲み続けることがよくあるし、今の会社もビール会社。 ジンやウイスキー、日本酒だってもちろん好きなんですが、やっぱりビールが中心になります。 時たま訪れる二日酔いの日はあんなに苦しいのに・・・やっぱりビールに戻ってきます。 なんでなんだろう?今まで深く...


続きを読む



挑戦の意義

           

井澤 駿介(南68期) 六華のみなさま、68 期の井澤駿介と申します。 高校卒業後、1 年の浪人を経て東京大学に入学し、そして野球部での活動も 4 年が経ちました。4 年間は勉学、そして部活動において刺激的な毎日でしたが、この一年はさらに顕著であり、転機の一年ともなりました。 東京大学野球部は六大学野球という学生最高峰のリーグに所属しており、実力で圧倒する他大学を倒そうと日々切磋琢磨しています。2...


続きを読む



書道部の道

           

大塚 亜美(札幌南高校2年) 札幌南高校書道部2年、部長の大塚亜美と申します。 札幌南高校書道部は昭和30年に設立されました。現在、顧問の水間猛猪先生、副顧問の菊地圭子先生のもと、2年生5名、1年生8名で活動しております。書道展への出品や校内での作品展示、さらに13年前から始めた書道パフォーマンスにも力をいれております。札幌駅前地下歩行空間で年末に行われる書道パフォーマンスは恒例行事となりました。...


続きを読む



六華だより100号の歩み その3=21~30号

           

創刊から半世紀を過ぎた会報誌「六華だより」の歩みを振り返る連載の第3回は1982年(昭和57年)9月30日発行の第21号から1987年(昭和62年)3月10日発行の第30号を取り上げます。 会報発行委員会 修学旅行 時間も空間も日常の学校生活を離れ、寝食を共にして仲間と語り合う。修学旅行は、多くの同窓生にとって指折りの思い出と言えるでしょう。第21号「特集 修学旅行」では時代ごとの修学旅行の変遷や...


続きを読む



編集後記ほか

                       

事務局だより 2023年3月1日、めでたく卒業された南73期(全日制314名、定時制13名)の同窓会入会を心より歓迎いたします。 記念品として同窓会より全日制は卒業証書ファイル、定時制は印鑑をお贈りいたしました。 六華同窓会事務局は毎週火曜日の常駐ですが、e-mail、FAXは常時受け付けておりますので、ご意見、ご要望等お寄せください。また、史料館には周年記念誌をはじめ、各期の卒業アルバムもござい...


続きを読む