六華だより

小砂前会長 退任ご挨拶

第96号

六華同窓会顧問
小砂 憲一(南15期)


 2019年六華同窓会総会をもって六華同窓会会長を退任致しました。振り返ると2013年に近藤龍夫会長よりタスキを受け継いで以来、3期6年を務めさせていただきました。そして、本年大西雅之会長にバトンタッチができましたことに、感無量の思いがございます。これもひとえに同窓生皆様のご支援ご協力のお陰と深く感謝申し上げる次第でございます。顧みますと、果たして会長職を全うできるか不安のスタートでした。会長在任中には、六華未来プロジェクトなど同窓会活動の見直しも継続し、財政の健全化から同窓会活動全般の企画、運営が行われてきました。その中で2015年には同窓会名簿を発刊し、同窓会員同士の「絆」を深め、会員管理の基盤整備ができました。2018年にはWebサイトを更新し、スマートフォン対応やセキュリティの向上の実現など、社会環境の変化に対応しました。

 また2018年の北海道胆振東部地震をはじめ、まだ記憶に新しい2019年の台風19号など大地震や異常気象などによる災害で各地に甚大な被害がありました。六華同窓会としても学校林の災害復旧活動を多くのボランティアのみなさんのご協力により実施しました。脈々と受け継がれてきた学校林の歴史と、これを未来に残していく責任を感じるとともに、災害からの復興において地域のつながり、同窓のつながりの果たす役割の大きさを再認識しました。

「平成」から「令和」への転換の時期に同窓会のバトンを引き継ぐこととなりましたが、大西会長をはじめ同窓会の皆さんが六華の伝統を引き継いでいくとともに、新しい歴史を築き、六華同窓会が益々発展していくことを切に願っております。

 末筆ながら、母校ならびに六華同窓会の限りなき発展と、会員の皆様のみならず本校に関わる全ての皆様のご多幸、ご健勝を衷心よりご祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。