六華だより

2020年 六華同窓会 総会・懇親会実行委員長 ご挨拶

第96号

2020年 総会・懇親会実行委員長 
後藤 武志(南45期)

 

 本年の総会・懇親会において実行委員長を務めさせていただきます、南45期の後藤 武志と申します。六華だよりの誌面をお借りして、幹事期一同を代表しご挨拶申し上げます。

 私ども南45期一同は、昨年11月、南44期の先輩方より引継ぎを受け、実行委員会の活動をスタートさせました。これまで先輩の活動にオブザーバーとして参加し、この活動がどのようなものか概ね理解はしていましたが、実際に活動を始め、その大変さをあらためて実感しているところです。手探りの中、また、仕事に家庭に忙しい時間を工面しながら、幹事一同、総会・懇親会、ほか諸行事、記念誌などの準備を進めています。

 また、本年は札幌南高校の創立125周年という節目の年であり、総会・懇親会も125周年の記念祝賀会を兼ねて行われます。記念にふさわしい総会・懇親会とするため、また、ご来場の皆さまに、「来てよかった」、「札幌南高校を卒業してよかった」、と思っていただける総会・懇親会とするため、おもてなしの内容に知恵を絞っているところです。 

 さて、私たち南45期は、今年度の同窓会活動テーマを「六華 Precious Ring」と致しました。

 これは、今年開催される東京五輪から着想したものです。4年に一度の世界的なイベントである五輪が自国で開催されることは、一生に何度も無いことは言わずもがな。そして、その記念すべき年に私たちは同窓会の幹事期となったわけですから、これはもう、巡り合わせの縁を感じざるを得ません。実行委員会メンバーの間では、かなり早い段階から「「五輪」を取り入れたテーマを掲げよう!」と話し合っていました。

 ですがそれをテーマという具体的な形にしようと考えると、なかなかアイデアが浮かばず苦労するものです。考えて考えて、考えが煮詰まったころにふと思ったのが、「同窓会は、五輪の「輪」にも匹敵する、かけがえのない「輪」だよなぁ。。」ということ。そして、「総会・懇親会はたった一日だけれども、そのかけがえのない「輪」がたくさんつながったり、新しく広がったり、そんなシーンが多く見られる時間になればいいなぁ。。。」ということ。「Precious(かけがえのない)」「Ring(輪)」というテーマは、このような思いとともに生まれました。

 私たち実行委員会メンバーも、卒業後も親交を深めていた者同士もおりますが、幹事期というきっかけがなければ、卒業してそれっきり顔を合わせもしなかったであろう者同士もいます。何なら、在学中にはほとんど話したことがなかった、隣の部活で顔を合わせるだけだった、、、、そんな者同士もおります。私が実行委員長に決まった時点でも、「こいつ誰だ?」と思っていた者もいるようです(笑)。そんな者同士でも、同窓という「輪」がそこにあることで、新たにつながり、仲間の「輪」として広がって、協力関係や友情が生まれていっています。同窓の「輪」が本当にかけがえのないものであるということを、まさしく実感しているところなのです。「六華 Precious Ring」というテーマは、そんな私たち幹事が、心を一つに同窓会活動に取り組んでいくためのキーワードとなっています。そして、そんな私たちの気持ちを多くの方々に知っていただくための旗印として、掲げていくものでもあります。

 言うまでもなく、この「Precious Ring」は、これまで先輩方が培ってこられた熱心な六華同窓会の活動があってのものです。ご尽力にあらためて敬意を表するとともに、これをさらに磨き、次の世代へ引き継いでいくことを私たちの責務として、精一杯この幹事期を務めて参ります。先輩、後輩の皆さま方には、あらためてご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 それでは、東京オリンピック閉幕の約2か月後、10月17日土曜日にお会いしましょう!札幌パークホテルでお待ちしています!