六華だより

六華同窓会活動について

第97号

六華同窓会 幹事長
西尾 長幸(南29期)

 

 新型コロナウイルスの影響により、2020年は夏の交流会、同窓会懇親会などほぼすべての会を中止とさせていただきました。今年初めて開催を予定しておりました六華交流ゴルフ会、そして2年目となる東西南北高校同窓会交流ゴルフ会も中止となりました。また、式典や講演会など、予定されていた125周年関連の行事も中止せざるを得ない状況となりました。

 母校も長期休校や夏休みの削減など、大幅なカリキュラムの変更を余儀なくされました。

 そこで学校側からの要請もあり、125周年関連行事に使用する予定であった予算を、母校の教育環境の充実に役立てていただくため支出することを4役会で決定させていただき、実行させていただいております。

 2020年8月末時点で、Wi-Fi機器購入と工事料、タブレットや熱中症対策のテント、製氷機購入など、約4百万円の寄付をさせていただいております。

 これで、Wi-Fi環境に関しては、道内公立校トップクラスになったとのこと。テント、製氷機は夏場の熱中症対策に大変役に立ち、学校側から感謝の意が伝えられております。

 今後ほかに、ディスプレイやケーブル等の購入を予定しており、最終的には6百万円程度の金額になる予定です。

 また、東京六華同窓会の昨年の幹事当番期南36期のみなさんから、学校に対し、タブレットやUSBメモリ、扇風機の購入など、約2百万円の寄贈があったと聞いております。

 125周年記念誌と、5年に一度の会員名簿は当初の予定通り発行いたします。また、百周年記念館展示のアップデートも予定通り行います。

 今年の幹事当番期南45期は、会誌発行と六華ゼミ開催を決定しており、懇親会がないという例年とは違った形にはなりますが、この厳しい環境下で一生懸命に活動を進めてくれております。

 残念ながら今後も大人数での集会の開催は難しい状況が続くことが予想され、同窓生が顔を合わせて交流できるようになるのはまだまだ先になると思われます。

 こんな時代だからこそできることを考え、みんなで知恵を出し合って同窓会活動を進めてまいりたいと思います。

 みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。