第105号 記事一覧
高校時代の交わりが、その後の人生の糧になった
大塚義孝(南9期) 20年ぶりの再会 去る7月に、札幌で開かれた9期同期会食会に初めて参加した。南9期が同窓会総会の幹事をして以来、20年以上会っていない面々との顔合わせで、出かける前から少々胸が高まった。 中学校時代から、70年近くお付き合いしているO氏から「3年の同クラスが毎回10人も出席している。札幌にいる同期生30名以上が集まっている」との強い誘いがあった。 久しぶりの顔合わせだが、年相応...
相続登記の義務化について
佐藤 純通(南16期) 職業上の有益情報でも会報へ寄稿して欲しいとのご依頼がありましたので、我々団塊世代には、相続は、ご自身の問題としても、また、子供たち相続人にとっても,人生で必ず生じる身近な問題でもありますので、最近の重要な法改正の一つとして、本年、令和6年4月1日から、土地・建物の不動産を相続されたときには、相続による所有権の移転の登記をすることが法律上の義務とされ、違反者には、行政罰も科せ...
札幌の音楽・演劇文化の片隅で
橋本 幸(南33期) バブル期というのは一般に1985年~1991年前後を指すようですが、浪人、留年、休学、(修士)進学と、図らずも退学以外を軒並み経験しております私は、長いバブル期を全て学生という立場で送ると共に、しがないギタリストとして音楽、演劇等に携わっていました。当時の好景気はビジネスシーンにとどまることなく、地ベタの音楽シーンでは薄野の飲食店や郊外のビアホール等で演奏の仕事が数多くあり、...
選ばれし殿方、日本舞踊を踊る
尾崎 伊智朗(南36期) 生まれてこの方、芸能とは無縁だった自分が、小樽で千人もの観客の前で日本舞踊を踊ることになった経緯をご紹介したい。 2021年6月の人事異動により小樽での勤務が始まったのだが、2022年になりコロナ禍もようやく落ち着き、小樽の夏の風物詩である潮まつりが3年ぶりに開催されることになり、私の職場である北電グループも、まつりを盛り上げるために参加することになった。 以前勤務してい...
新米議長奮闘記 ~ 下川町に20年暮らしてみて
我孫子 洋昌(南39期) 六華だよりの原稿を依頼されたのは、当時立ち上がったばかりだった名寄のコミュニティFM局(Airてっし)の活動を紹介して以来の2回目になります。その時は南25期の山田純先輩からの依頼でした。 今回は、38期の佐藤元治先輩からの依頼で執筆しています。かなり前から執筆依頼があったのに、既に締め切りを過ぎ、様々なイベントに参加する合間にパソコンに向かっています。 自己紹介をすると...
留学1週間前なのでジャズを始めてからの10年間を振り返る
村越 葵(南74期) 六華同窓会の皆様初めまして。あるいはお久しぶりです。南74期卒業生、ジャズサックス奏者の村越葵と申します。 今年2024年の3月に札南を卒業し、4月にデビューアルバム「BiCOLORE.」 (ビコロール)をリリースして半年が経ちました。リリース当日に始まったレコ発ライブ全国ツアーは先日8月8日に千秋楽を迎え、今は9月に控えたアメリカのボストンにあるバークリー音楽大学への入学準...
共に挑んだ最後の夏
塩野豊寛(札幌南高校3年・男子硬式テニス部) 塩野豊輝(札幌南高校1年・男子硬式テニス部) 今年のインターハイ、私は弟と共にダブルスで挑み、ベスト16という結果を残しました。この結果は、私たち兄弟にとって大きな意味を持つものでした。幼いころから一緒にラケットを握り続けてきた私たちが、全国の舞台で力を発揮し、多くの強敵に立ち向かったことは、かけがえのない経験です。 私がテニスを始めたのは小学校3年生...
六華だより100年の歩み その6=51~60号
六華だより100年の歩み その6=51~60号 会報誌の半世紀をたどる連載「六華だより 100号の歩み」。6回目は1997年(平成9年)10月1日発行の第51号から2002年(平成14年)3月1日発行の第60号までを振り返ってみましょう。 会報発行委員会 世紀末の大業 2000年(平成12年)10月1日、20世紀最後の六華だよりとなる第57号が発行されました。副題は「甲子園大会出場記念号」。この夏...
編集後記ほか
教職員の異動等 今春の退職と異動は次の通りです 退職 事務長 山寺 勝宏 :岩内高校(事務長)へ 特例任用 教 諭 大島 崇 [数学] :市立札幌藻岩高校へ 公務補 五十嵐 隆義 :再任用終了 転出 副校長 三上 栄一 [保体] :美瑛高校(校長)へ 教 頭 沖野 高志 [国語] :釧路明輝高校(校長)へ 教 諭 長尾 良平 [数学] :室蘭栄高校へ 教 諭 桝田 啓太 [理科] :北海道立教育研...