2020年総会報告
六華同窓会幹事長
西尾 長幸(南29期)
2020年の六華同窓会総会・懇親会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、大変苦しい決断ではありましたが、例年の札幌パークホテルでの開催を中止とさせていただきました。
総会に関しましては、まず常任幹事会で議案のご承認をいただき、その後六華同窓会ホームページに議案を掲載。会員の方には、掲載後、各期の副幹事長または事務局宛に議案に対してのご意見をお寄せいただくようお願いし、異議がなければ議案承認とさせていただくことといたしました。
結果、期日までにご異議はなく、議案すべて承認とさせていただきました。
また同日開催を予定しておりました母校開校125周年記念式典も中止となりました。
125周年関連事業も主なものを中止とし、上限1200万円を基金会計から支出することでご承認をいただいていた予算から、校内WIFI環境構築やタブレット導入等、母校の教育環境整備に充てさせていただきました。
この支援は2021年も引き続き行ってゆきたいと考えております。
1、2019年度事業報告・決算報告
2020年2月まではほぼ例年通りの事業を行ってまいりましたが、新型コロナウイルスの影響により、3月以降に予定されていた同窓会事業はすべて延期または中止となりました。
決算に関しましては、前述した母校の教育環境整備に、今期は約170万円基金会計から支出いたしました。基金会計へは前年同様、250万円の繰り入れを行うことができました。
また、以前から要望のあった六華同窓会グッズの製作に着手。ネットでの販売を始めております。
2、2020年度事業計画案・予算案
新型コロナウイルスの影響により、2021年の事業も変更を余儀なくされておりますが、先行きが不透明なこともあり、事業計画、予算に関しましては例年と大きな違いはなく作成いたしました。
支出に関しましては、グッズ作製費を計上しております。
3、役員人事案
南15期の広田聰さんのご逝去に伴い山崎重信さんが副幹事長に、2019年度総会・懇親会の副実行委員長を務められた後藤雄則さん(南44期)が副幹事長に就任されました。
学校の人事異動に伴い、伊勢一哉副校長、汐川裕彦教頭、中川繁樹事務長がそれぞれ名誉副会長に就任されました。
4、開校125周年記念事業
125周年記念式典、祝賀会記念講演会のすべてを中止とさせていただきました。
2021年に改めて行うかどうかは、今後の社会情勢も見ながら、みなさまとご相談させていただきたいと思います。
前述いたしましたが、約400万円をめどとして、WIFI機器、タブレットの購入、夏の暑さ対策としてテントと製氷機の購入等を行いました。WIFI環境に関しましては、道内公立校のトップクラスになったのこと。テント、製氷機も生徒に好評と聞いております。
今後も総額600万円をめどに、引き続き学校への支援を行ってゆきたいと考えております。
予定しておりました百周年記念館の史料室展示整備は、コロナウイルスの影響により、計画していたスケジュールからは遅れたものの、松野孝委員長(南35期)率いる資料整備委員会のご努力により、100年から125年の年表を作成、展示済み。史料の追加展示も現在進行中です。
2021年度は南46期に幹事当番をお願いしておりますが、社会環境を鑑みながら、事業内容について密接に連絡を取りながら協議を進めてまいりたいと思います。
第98号 の記事
2021年3月1日発行