六華だより

第5回札幌東西南北高校同窓会交流ゴルフ大会を終えて

第107号


                             佐々木 一成(南31期)

 令和7年7月6日(日)札幌エルムカントリークラブ西コースで開催された、第5回札幌東西南北高校同窓会交流ゴルフ大会は、最下位常連のわが札幌南高校が、大会4連覇を狙う札幌西高校を抑えて、見事初優勝を勝ち取ることができました。期待通りの実力を発揮していただいた参加選手及び関係各位の多大なる理解とご協力及び協賛に厚く御礼申し上げます。

 まずは、今回の選手20名を、本人同意の元、ご紹介させていただきます。(敬称略)

  1. 出村 守(南22期)
  2. 佐々木 一成(南31期)
  3. 仁平  洋(南31期)
  4. 田中 浩一(南31期)
  5. 佐々木 美津子(南31期)
  6. 石塚 佳奈子(南32期)
  7. 小西 美貝(南32期)  
  8. 山口 勝(南34期)
  9. 安斉 公雄(南34期) 
  10. 小川 俊彰(南34期)
  11. 西尾 泰彦(南35期)
  12. 長井 真人(南35期)
  13. 万年 謙二(南36期) 
  14. 酒巻 福正(南36期)
  15. 五十嵐 陽(南37期) 
  16. 田中 祥孝(南38期)
  17. 江口 麻里子(南38期)
  18. 小川 博嗣(南43期)
  19. 柴田 伊久麿(南49期)
  20. 矢野 瑞希(南70期)

 このゴルフ大会は、もともと西高と南高の2校で対抗戦を行っていたところ、北高と東高を加えた4校でやってみては!という流れになり、現在六華同窓会副会長の南29期西尾さんや南32期村木さんが発起人となって、2019年に第1回が開催されました。その後コロナ禍を挟み、2022年から再開しました。個人戦と団体戦で争われ、団体戦は各校20名、総勢80名のうち、各校上位10名のネットスコア(実スコアから、当日算出されるハンデキャップを差し引いたスコア)の合計で順位を決定します。
今回は、各所属コースで、日ごろ研鑽している上級者クラスの方を中心に参加を依頼し、勝負にこだわる布陣で挑みました。

 表彰式では、まず個人の部で、ニアピン賞(34期安斉さん)や女子の部優勝(32期石塚さん)など南高選手の名が多数連呼され、団体優勝の予感を感じさせる中、最後の締めで団体順位の発表が始まりました。4位、3位の順に発表すると盛り上がりに欠けるとのことで、まずは2位の発表!結果は東高さんで、東高さんは喜びの中にも残念感があり。西高さんは東高さんをライバル視していたのか、どこか4連覇の余裕顔。続いて優勝校の発表で、西高の司会者が十分にタメを効かせた名調子で、「優勝は・・・・札幌・・・南高校!」とシャウト。南高席ではあたり構わず、全員がガッツポーズやハイタッチ。私自身は、お約束の「からの札幌西高校!!」というシャレにならないオチがあるかもと半信半疑でしたが、オチはありませんでした。

 今回は残念ながら普段通りの実力が発揮できなかった人や、ミラクルバーディー連発の大貢献者が出現したりで、個別のスコアは割愛しますが、各校の上位10名のネットスコア計を見ると南高が736.8  東高が741.6(2位)西高が742.0(3位)北高が753.4(4位)といった結果となりました。グロススコア(実スコア)で見ても、90切りのスコアの選手が、南高15名(うち70台2名) 東高8名 西高10名 北高8名となり、今回80台をキープできるであろう選手を中心にスカウティングした甲斐がありました。

 思い返せば、私自身このコンペの存在を知らず、2年前に同級生の勧誘で、なにげなく初参加して、見事に最下位になってしまい、強い3校に勝つにはどうしたら良いか、悶々と考えて、一つの結論に至りました。昨年まで、このコンペは土曜日午後に開催されておりました。他校は土曜日の方が都合がよいのでしょう。南高OB.OGのゴルフ上級者は総じてドクターが多く、参加したくても業務上参加できないという人が結構いたのです。昨年の大会の表彰式で突如キャプテンとして指名された私は、敗者の弁で、「実力者が参加できない現実を踏まえて、次回は日曜日開催にしていただきたい」と泣きを入れました(笑)今回幹事の西高さんは、どうせ楽勝との思いなのか、私の嘆願を聞き入れてくれて、日曜日開催としていただき、初優勝を成し遂げることができました。作戦大成功です。

 来年は東高さんが幹事です。日程は幹事校が決定しますので、何曜日開催になるかはわかりませんが、連覇を狙ってより強力な布陣で挑みたいと考えております。

 六華だよりを拝読されている同窓会の皆様にお願いがあります。私同様、このゴルフ交流会の存在を知らない同窓生がたくさんいらっしゃると思います。六華同窓会では毎年春先に50~60名規模の六華同窓生限定の六華ゴルフ交流会も開催しており、六華同窓会のHPでも告知しております。スコアの良し悪しにこだわらず、和気あいあいと親交を深めたいエンジョイ派の方、なによりゴルフが大好きな方の参加をお待ちしております。そして来年以降の東西南北ゴルフ大会は、またあの勝利の喜びを味わいたいので、真剣モードで挑みたいと思います。六華同窓生の中にはまだまだ底知れないポテンシャルを持ったゴルファーがいると聞いております。シングルハンデの方、80台、70台は通常維持できる方、大歓迎です。力を貸してください。また、そういうゴルファーを知っている方がいらっしゃいましたら、是非、ご紹介していただければ幸いです。

 今回の選手20名を見ればわかる通り、概ね世間的には高齢者予備軍です。(中には現役医大生もいますが)30代~40代の若くて、ドライバーでも200ヤード後半を楽勝でかっ飛ばせるくらいの活きのいいゴルファーが多数現れ、私のような還暦過ぎのオヤジが出る幕がなくなるくらいになると将来も安泰です、期待しております。加えて70歳以上の飛距離に衰えを感じる大先輩の方でも使用ティがレディスティーの恩恵がありますので心配無用です。往年の技でエージシュート(自分の年齢以下のスコアで18ホールをラウンドすること)に挑戦してみてください。今回も手違いで不参加ではありましたが、東高さんは東2期(91~92歳)の大先輩が2名エントリーしておりました。

 最後になりますが、今後、参加希望者や紹介したい人がおりましたら、私の自己紹介欄にメールアドレスも記入しておりますので、ご遠慮なく送信してください。
 ゴルフは基本的に個人競技ですが、団体戦の優勝は格別の喜びがあります。皆さんも感動の極致を味わいませんか?  

佐々木 一成 (ささき かずなり)

1962年北海道札幌生まれ
札幌南高校、小樽商科大学を卒業。
2022年、某中堅証券会社を定年後、継続勤務し、気ままにゴルフライフを満喫中。
Mail:   kazusasa.nice.birdie@gmail.com  (求む、ゴルフ上級者)
趣味   ゴルフ ローリングストーンズ 木村カエラ クリッシー・ハインド
生活信条 仕事で遅刻しても、遊びで遅刻はしない。